「HAVE A GOOD SLICE」は、ニューヨークスタイルのピザ屋です。店内に入ってすぐのショーケースには直径50cmにもなる大きなピザが並びます。あらかじめ1/8にスライスしたピザは、ひと切れずつお好きな味をご注文いただけます。もちろん、1ホールの大きなピザをみんなで囲んで食べるのも楽しみの一つ。ニューヨークスタイルピザの特徴は、ダイナミックなサイズの生地に、色鮮やかなトマトソース、生地を埋め尽くすほどのサラミがトッピングされた伝統的な「ペパロニ」、そしてトマトソースにチーズのみをトッピングした「チーズ」がどのお店にも主役として並んでいること。当店では、そんな定番である「ペパロニ」「チーズ」を開店当初から変わらずご用意。そして地元山形の旬な食材を取り入れた「Weekly Special PIZZA」を含め、常時6種類のピザが並びます。
「 生地があってこそ。」
一番と言っていいほど、こだわっているのが生地づくり。大きくジャンクな見た目とは裏腹に、口当たりはさくっと軽く、中はもちっと。噛むほどに生地の味わいがトッピングと合わさり、香ばしさがふわっと香る。主張しすぎることなくトッピングを支えて包み込む生地は、言わば大黒柱です。子どもからお年寄りまでみんなが食べれるように、完全無添加で。水分量や発酵時間、発酵方法まで季節に合わせて改善を繰り返し、一番いい生地を追求し続けています。
「 季節をのせる、トッピング。」
山形では四季折々おいしい食材が市場にたくさん並びます。時には、お客さんが採れたての野菜をお裾分けしてくれることも。新鮮な食材を贅沢に取り入れられるのもこの場所があってこそ。ニューヨークスタイルピザの定番ともいえる“ペパロニ”、“チーズ”の2種類は、開店当初から変わらず作り続けることで伝統的な味を再現しながらも、地元の有機野菜などを積極的に取り入れた新しいスタイルのピザもお届けしています。
顔見知りの店主がいつものようにピザを並べ、通りを歩く人々と挨拶を交わす。本場ニューヨークでは各地域、各ブロックごとにお店が立ち並び、小さいころから両親や祖父母に連れられて、通い慣れたピザ屋が誰しも一つはあるというほど当たり前の存在です。
当店を開店してから、はじめは恐る恐る立ち寄ってくれたおばあちゃんが、毎週のように足を運んでくれるようになったり。当時はまだお腹の中にいた赤ちゃんが、今では大きな口で頬張っていたり。故郷を思い出すわ、とニューヨークをはじめ色んな国の方が思い出を聞かせてくれたり。「HAVE A GOOD SLICE」を通して、そんな場面にたくさん触れることができ日々励みをいただいています。
肩肘を張った特別なお店ではなく、老若男女それぞれの日常にそっとあり続けられるお店。たとえば、おじいちゃんが孫を連れておやつを買いに来るお店のように、世代をつないで愛される居心地のいいお店づくりを。それぞれがピザを手に取るシーンは違えど、ひとスライス、一枚を通して、いい一日に、いい日常になるように。
HAVE A GOOD SLICE.(それぞれに、いい一枚を。)
代表
小林 健人
1990年生山形市生まれ。高校時代は野球に精を出し、東京へ進学。歌手活動や家具屋での販売経験をした後、飲食への道に進む。幼なじみのシェフ金沢とともに2018年、HAVE A GOOD SLICEをオープン。アメリカヴィンテージ家具を扱うお店で勤めていた経験を活かし、自店の内装、空間づくりを自ら手がける。
シェフ
金沢 修平
1990年山形市生まれ。宮城調理製菓専門学校を卒業後、地元のイタリアンで勤務。幼なじみでもあるオーナー小林ともに、2018年のオープンを迎える。創作料理を得意とし、週替わりのピザでは開店当時から今まで同じメニューは一つもない。仙台店ではコースメニューもご用意。当店メニューの総括を始め、外部店舗のメニュー開発・監修も行う。
スタッフ
近藤 亮介
1987年東京都生まれ。小林と東京の飲食店で同僚だったこともあり熱烈オファーを受けて東北へ。お客様や、アルバイトスタッフからも愛される笑顔一番のムードメーカー。長年の飲食、接客経験を活かし、接客から調理まで幅広くこなします。
スタッフ
小林 桃子
1991年高知県生まれ。東京でアパレル業に勤め、オーナー小林との結婚後、HAVE A GOOD SLICE開店へ向け山形へ移住。2人の子供を出産、子育てに奮闘しながらお店の営業や内装づくりをサポート。